コロナ禍を機に定着した在宅ワーク（テレワーク）。自宅で仕事ができるのは便利ですが、オフィスとは違い、デスク環境が整っていないために「肩こり」「腰痛」「集中力の低下」に悩んでいませんか？
私は当初、ダイニングテーブルとノートPCだけで仕事をしていましたが、1ヶ月で体が悲鳴を上げました。そこで、「仕事道具への投資は、将来の自分への投資」と割り切り、デスク環境を一新しました。
今回は、実際に導入して「生産性が爆上がりした」「体の疲れが激減した」と感じた、PC周辺機器ベスト3をランキング形式で紹介します。
1. 第3位：ノイズキャンセリングヘッドホン
自宅は意外と騒がしい場所です。家族の生活音、外の工事の音、冷蔵庫の音……。これらを遮断して「仕事モード」に入るために必須なのがノイズキャンセリングヘッドホンです。
- 効果： 装着してスイッチを入れた瞬間、静寂が訪れます。集中力が途切れにくくなり、Web会議でも相手の声がクリアに聞こえるため、聞き返すストレスが減りました。
- 選び方： 長時間つけるものなので、音質よりも「装着感の軽さ」と「マイク性能」を重視して選ぶのがポイントです。
2. 第2位：PCスタンド・外付けキーボード
ノートPCで作業している人の多くが「猫背」になっています。目線が下がることで、首の骨（頚椎）に数キロの負担がかかり続けるからです。
- 改善策： PCスタンドを使って、ノートPCの画面を目線の高さまで上げます。するとキーボードが打てなくなるので、別途「外付けキーボード」を用意します。
- 効果： 常に顔を上げて作業ができるため、首と肩の凝りが劇的に改善しました。また、自分好みの打ちやすいキーボードを使うことで、タイピング速度も上がり、仕事の効率がアップしました。
3. 第1位：27インチ以上の外部モニター（4K推奨）
堂々の1位は「外部モニター」です。これがあるのとないのとでは、仕事の処理速度が全く違います。
ノートPCの画面（13〜15インチ）だけでは、資料を見ながらメールを返したり、ブラウザを複数開いて作業したりする際に、いちいちウィンドウを切り替える必要があります。この「切り替え」の数秒が、一日を通すと大きなロスになります。
- 広大な作業スペース： 27インチあれば、ブラウザとWord、チャットツールを同時に並べて表示できます。ウィンドウの切り替え作業が不要になり、マルチタスクがスムーズに進みます。
- 4Kのメリット： 文字がくっきり表示されるため、Excelの細かな数字や文字を長時間見ていても目が疲れにくくなりました。
4. まとめ：環境への投資はすぐに回収できる
今回紹介した3つのアイテム（ヘッドホン、PCスタンド＆キーボード、モニター）をすべて揃えると、数万円〜10万円ほどの出費になるかもしれません。
しかし、それによって仕事の効率が上がり、残業が減り、整体に通う回数が減るとしたらどうでしょうか？おそらく半年もあれば元が取れるはずです。
在宅ワークは、自分自身で働きやすい環境を作れるのが最大のメリットです。まずは一番不満を感じている部分（目が疲れるならモニター、肩が痛いならスタンドなど）から、一つずつアップデートしてみてはいかがでしょうか。
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